ツムツム攻略の私日記

ツムツム攻略

これから私達のチームに来て下さる『エアガン未所持』な方々へ(ゲームレポートではありません。)

少し前に他チームからのゲストさんに「こちらのチームはG-36を使っている人多いんですね。」と言われました。その日はG-36を使っているメンバーは2名しかいなかったのですが、たまたま彼等とその2名が鉢合わせになる事が多かったのでそんなイメージがあったんだと思います。「G-36が多いのには何か理由があるんですか?」と聞かれ、冷静に考えると我々は他チームと火器形体がそんなに違うのかなぁと考える良い機会になりました。

今回はこれから我々のチームに入る事をご検討下さっている方々に、私達のチームで比較的メジャーな従来型電動ガンのいくつかの機種について紹介がてらに簡単な考察を書いてみようと思います。ちょっと説明しておくと、私達のチームでは別にドレスコードや火器コードはありません。参加者は基本的にはルールやレギュに抵触しない限り、好きな物を使ってもらっています。これはあくまで、これから私達のゲームにご参加下さる方々が、銃を買う人がどれを買うか悩んでおられる場合のひとつの目安になればと思って書いています。後日、チームのメンバーの意見も取り入れて修正版を書いてみたいと思います。

私達のチームのメンバーの大半は従来型電動ガンを使っています。所持してない者はほぼいません。私達は野外でのフルオート射撃が出来るゲームがメインですので「フルオートで撃つのに向いている。」「季節・天候・気温に左右され難い。」「埃や塵の中で壊れ難い。」これらの条件に見合う銃器となると、従来型電動ガンは外せません。初心者でも安定した火力を維持出来ます。取り合えず、現在一番スタンダードと言われているマルイ製の物を中心に書いてみます。

〈M-4系〉

現在、私達のチームでは一番使用者が多い銃がM-4系です。M-4系(M-16系)はいくつかのメリットがあります。

・沢山のメーカーから沢山の製品やパーツが出ているので本体選びやカスタムの自由度が高い。

・米軍を始め、実物の使用例が多いのでマガジンポーチ等装備探しに困らない。

・レールスペースを取り易く、様々な光学機器やサイレンサー等のアクセサリーも豊富に流通している。

・元々がアジア人が使う事を想定したフレームデザインなので、我々が使うのにサイズ的に困らない。

勿論、デメリットがない訳ではありません。

・本体が薄型な為、転倒に弱い。

・沢山のメーカーから製品やパーツが出ているので、組み合わせを間違えると作動に問題が生じる場合が多々ある。

本体の長さが選べ、直銃床でバランスが良く取り廻しが容易です。マガジンチェンジは極めて楽で、馴れればマガジンチェンジ中の隙は数秒に押さえられます。パーツが豊富なので、色々なカスタムのベースに向いているようです。

〈AK-47〉

現在、私達のチームでは二番目に使用者が多い銃です。AK系のメリットをまず上げてみます。。

・いくつかのメーカーから製品やパーツが出ているので本体選びに困らない。

・設計が丈夫で、プラフレームでもある程度の強度が期待出来る。

・元々戦車兵が使う事を想定したデザインなので、バレル長に対して全長がコンパクトに仕上がっている。

・曲銃床なので小さく構え易い。

・マガジンのサイズが大きいので、多弾数マガジンだと携行弾数を増やし易い。

勿論、AK系もデメリットはあります。

・光学機器を載せるのには本体の形状が向いていない。

・30Rサイズのマガジンは、マガジンポーチのタイプが限られる。

・マルイ純正のマガジンはハイサイクルには向かない。

・マガジンが大きくキャッチはレバータイプなので、マガジンチェンジの隙が大きい。

ただ撃つだけなら極めて扱い易い銃です。そんなにお金をかけずに一線級の火器に仕上げ易いという声が多く、色々な改造のベースにするよりベーシックな使い方をするメンバーが多いです。雑に扱っても期待に応えてくれるという声も大きいです。

〈G-3系〉

比較的使用者が多い銃です。G-3系にもいくつかのメリットがあります。

・.308サイズなので、ゆったり構え易い。

・西側標準サイズのマガジンなので、マガジンポーチ探しに困らない。

・比較的かさばらないマガジンなのに多弾数マガジンだと沢山弾を携行出来る。

・構造が単純なので、初心者がメンテナンス等を覚えるのに無理がない。

そしてG-3系にもデメリットはあります。

・本物がプレス多用のデザインなので、殆どのメーカーのプラフレームは剛性に難がある。

・マルイの多弾数マガジンの蓋が勝手に開き易い。

・グリップの角度に難があり、ハイサイクル等のカスタムをするにはモーター位置に若干問題がある。

・マガジンキャッチボタンが使い難く、レバーを使うとマガジンチェンジに隙が出来易い。

・コンパクトに構え難く、背の低い人には若干使い難い。

ストックがしっかりしたバリエーションが多く、馴れれば使い易い銃です。私達はM-4系とAK系の中間機種的な扱いをしています。カスタムの手間や金額も中間とお考え下さい。

〈M-14系〉

実はチームでは初心者にはあまり薦めてはいません。M-14系は初心者にはメリットが解り難いという声もありますが、意外に使用者は少なくありません。

・現在発売されている電動ガンの中で、マルイM-14系は最高の命中性である。

・基本的には静穏性に優れている。

・.308サイズなので、ゆったり構え易い。

・西側標準サイズのマガジンなので、マガジンポーチ探しに困らない。

・比較的かさばらないマガジンなのに多弾数マガジンだと沢山弾を携行出来る。

デメリットは多々あります。

・パーツの種類は少ないのに互換性も少ない。

・グリップの側が薄型な為、転倒に弱い。

・グリップの角度に難があり、メカボックスも無理に小さくしているので、ハイサイクル等のカスタムには向かない。

・マガジンチェンジに隙が出来易い。

・フロントが重く、背の低い人には若干使い難い。

じっくり構えて正確な射撃を行うには良い銃です。ここに上げた中で、唯一ピストルグリップではありません。伏せ撃ち等し易い銃です。

〈G-36〉

主力メンバーには使用者が多い銃です。当然いくつかのメリットがあります。

・基本設計にゆとりがあるのでカスタムの自由度が高い。

・基本設計がしっかりしているのでプラフレームでも剛性が高い。

・レールスペースが長く取り易いので、様々な光学機器が使える。

ユニバーサルデザインで扱い易い。

勿論、デメリットがない訳ではありません。

・多弾数マガジンが他のモデルに比べ、若干振動に弱い。

・マガジンが大きく、マガジンポーチ選びに苦労する。

人間工学を良く考えたデザインなので取り扱いは極めて楽です。マガジンチェンジはレバータイプなのに右手人差し指でも解除出来なくもないので、マガジン連結クリップを上手く使えばG-3系やAK系よりマガジンチェンジ中の隙を少なく出来ます。軽くて折り畳むとバイク等でも荷物が楽です。

89式

意外に89式の使用者も沢山います。マルイ製に限って言えば、比較的初心者が扱い易いようです。メリットから上げていきます。

・M-4サイズのマガジンなので、マガジンポーチ探しに困らない。

・マルイ製だと、従来型電動ガンの中ではM-14系に次ぐ命中性を誇る。

・本体とメカボックスの剛性が高い。

・トリガーの切れが良い。

・基本的には静穏性に優れている。

・元々日本人が使う事を想定したデザインなので、我々が使うのにサイズ的に困らない。

勿論、デメリットがない訳ではありません。

・分解/組み立てが他の銃より面倒でメンテナンスが手間。

・マルイ以外から製品やパーツがあまり出ていないので、カスタムには苦労が伴う。

・マルイ製は部品の取り寄せに難あり。

・折角セミオートや3点射が使えるのに、セレクターが使い難い。

マルイ製はノーマルのままでも十分に戦力になると言う声が世間にはありますが、この89式に限っては間違いないように思います。M-4系と同じタイプのマガジンキャッチなので、マガジンはチェンジ中の隙が少ないです。

これ以外にもP-90やAUG等の従来型電動ガンの使用者はいますが、我々のチームでは少数派です。誰も使ってない銃がいけない訳ではありませんが、多数の使用者がいる物はトラブル回避のノウハウもありますし、故障等の事態でも誰かが予備パーツを持っていたりピンチの時にマガジンの貸し借りも出来ますので初心者には良いかと思います。ルールやレギュに抵触しなければ何を使ってもらっても構いませんので少数派な火器が悪いという訳ではありません。それに次世代電動ガンや手動コッキング式、ガスブローバック等も使用している者もいます。また従来型ではあってもトレポン等例外的な銃器を使っている者もいます。今回はそれらを網羅すると文字数が収まり着かなくなるので触れるのは避けました。

ここに上げた考察は、あくまで私達のルールで私達のフィールドで使う場合の話です。ルールやフィールドが変われば、銃の向き不向きもまた変わります。

『格好いい』『使い易い』『高性能』『壊れ難い』『整備性に優れている』『パーツの供給が安定している』等が火器選定の規準となると思うのですが、これら全てを満たす銃を探すのはなかなか難しいです。それに良い銃を選べば結果が約束されている訳ではありません。

大切なのは、貴方が如何にこの遊びに取り組み如何に楽しむかです。

この日記はあくまで目安とお考え下さい。